目標/特色

人材育成目標

発達障害者支援法の施行に伴い、LD(学習障がい)、ADHD(注意欠陥/多動性障がい)、高機能自閉症等の発達障がいについて早期に発見し、乳幼児期から生涯にわたって支援していくことが義務づけられました。 しかし、多くの自治体で幼児後期の健康調査等のスクリーニング体制や学齢以降の専門支援機関不足が課題となっており、支援体制の整備とともに個別支援に当たることのできる専門家の配置が必要となっています。
また、複雑多様化する現代社会を背景に、不登校、いじめ、引きこもり、神経症など、適応に困難を起こす児童・生徒の問題は深刻化しています。 しかし、こうした問題も学校だけでは解決することができず、家庭、地域、行政などとの協働、社会や時代のマクロな視点からのアプローチが必要です。 また、少子高齢化、国際化、情報化が進行する中で、問題は子どもだけでなく、あらゆる人びとに心身の病やストレスがまん延しています。
これらの臨床的問題の解決への社会的要請に応えるために、高度な研究・教育能力を身につけ、かつ実践力に優れ、各分野において活躍できる専門家の養成は急務となっています。 本大学院は、このような人材の育成をめざしています。

  • 発達障がいのリスクのある乳幼児の心理査定、就学前までの支援が担当できる人材。
  • 発達障がいのある(あるいは疑いのある)幼児児童生徒の特別支援教育ができる人材。
  • 特別支援学校教諭専修免許状の取得。
  • 発達障がいのある生徒の移行支援・就労支援ができる人材。
  • 学校現場で起きる子どもの問題に対応するとともに、こうした問題の予防教育のできる人材。
  • さまざまな情緒的問題をかかえる人たちへの心理的支援ができる人材。
  • 学校をはじめとする障がい者を包括する社会において、意識調査や啓発調査等を担当できる人材。

取得可能な資格など

  • 特別支援学校教諭専修免許状 (知的障害者)(肢体不自由者)(病弱者)
  • 臨床発達心理士資格の受験サポート

教育課程の特色

  • 「障がい」に関する心理学的立場からの教育研究 / 障害心理学、障害支援学、医学、神経心理学、一般心理学にまたがる多様な科目を開講します。
  • 多様な授業形態 / 昼夜開講制とし、さらに土曜日や休日の開講、夏期・冬期休暇における集中講義を行い、社会人に対する便宜を図ります。